剥削法【タトゥー/刺青/入れ墨/】除去
刺青・タトゥーを含んだ皮膚の表面を一部削り取る方法です。他の方法に比べて、傷跡が目立ち、刺青・タトゥーを完全には取りきれない場合もあります。
切除皮膚移植法が必要な大きな刺青・タトゥーで、少ない回数で治療を終わらせたい場合で、なおかつ、皮膚移植をご希望されない場合やご予算の面で切除皮膚移植法が困難な場合に選択される方法です。
また、レーザー治療ではどうしても残ってしまう黄色や赤色の刺青・タトゥーを一部皮膚剥削法で除去することもあります。
刺青が除去された部位には、皮膚が再生されるまでの約2~3ヵ月間、薬を塗り、専用のガーゼを覆うことになります。刺青が除去された部位の跡は火傷(やけど)の跡のようになります。
剥削法の特徴【タトゥー/刺青/入れ墨】除去
1. 刺青の色が黒一色ではない方
一色ではなく様々な色が入ってしまっているタトゥー/刺青/入れ墨/を除去の場合に有効です。レーザーでは適応にならない色のタトゥー/刺青/入れ墨/という心配はなく除去します。
2. 刺青が大きい方
タトゥー/刺青/入れ墨/を剥削法除去するにあたりワンポイントではなく、腕や足、胸、背中など広範囲に入っているもの場合に有効です。
3. 複数回の治療に抵抗のある方
剥削法はタトゥー/刺青/入れ墨/が大きさや色に関係なく少ない回数で除去する事ができるので、お急ぎの場合には有効です。剥削法はアブレーション法とも呼ばれます。
その他にYAGレーザー法・切開法・皮膚移植法なども行っております。